ホリエモンから学ぶ「糖尿病」の怖さと最新治療
先日、ゲイバー「コレステロール」 の名物ママであるタクヤさんが亡くなった。
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“糖尿病のため2021年3月には左足を切断して義足に”
僕はタクヤさんを詳しくは知らないがテレビで何度か見たことがあ る。スカパーの番組『徳井義実のチャックおろさせて〜や』の「 絶対にイカない男VS絶対にイカせる男」という企画に出演して、 AV男優をお口でイカせるという妙技を披露していた。 あの衝撃的なシーンは忘れられることはできない笑。
その記憶があったのでタクヤさんについて調べたら驚愕の事実が出てきた!
タクヤさんの死因は糖尿病ではないかと言われていて、実際、 タクヤさんは糖尿病であることを公表していて、足(ひざ下) を切断していたらしい。
糖尿病という病気 | コレステロールタクヤ オフィシャルブログ「のど輪締め伝説」Powered by Ameba
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糖尿病発覚前、タクヤさんは糖尿病で足の感覚がなく、 足壊疽により骨が出ていても気付かないくらいで、血糖値は560 だったそうです。
Q.8 血糖値が高くなると、どんなことが起きますか? | 糖尿病Q&A1000 | 糖尿病ネットワーク
“血糖値がさらに高くなると(およそ500mg/dL以上)、 吐き気や嘔吐、あるいは意識が遠のく、 昏睡に陥るなどの危険な状態に至ります”
そのタクヤさんが糖尿病になった理由は、暴飲暴食、 コーヒー牛乳を1日3L飲んでいた、 健康に気を使ってなかったことらしい。
これを聞いて僕は怖くなった。 なぜなら僕も同じような生活を送っているからだ。 さすがにコーヒー牛乳を1日3Lも飲んでないが、1Lは飲んでいるかも汗。
そのタクヤさんの訃報に加えて、最近、 ホリエモンこと堀江貴文さんが、 やたらと糖尿病について警笛を鳴らしていることを思い出した。
【YouTube】
堀江さんが『糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた』 という本を出したことは知っていたが、「年間1万人が糖尿病の合 併症で足を切断している」という堀江さんの忠告は衝撃的だった。
堀江さん曰く
“多くの人は糖尿病のことを知っているようで、 その実態を知らない。なぜなら、糖尿病は深刻な合併症( これが怖い!)が現われるまで、 ほぼ自覚症状なしで進んでいくからだ(「サイレントキラー」 という)。”
とのことで、気付かないうちに進行するなんて、 ますます糖尿病が怖くなってきた。
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渥美義大医師(クリニックフォアグループ所属・糖尿病専門医) はこう語っている。
“糖尿病を一言で言えば── 膵臓から分泌されるホルモンのインスリンが十分に働かないために 血液中のブドウ糖(血糖)が増える病気── ということになります。糖尿病は特異な病気です。”
堀江貴文さんが「糖尿病の最新治療薬」を飲む理由 | 健康 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
上記の記事を読むと堀江さんが注目している糖尿病の最新医療を知 ることができる。
“実は、僕は2年前から、糖尿病の治療薬「SGLT2阻害薬」 を服用している(自費診療)。と言っても、 糖尿病を患っているわけではなく、 予防を目的とした体重コントロールのためだ。”
“SGLT2阻害薬は2014年に登場、 糖尿病治療薬の既成概念を打ち砕いた。 それまでの治療薬は膵臓に作用し、 血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌をうながして、 血糖コントロールを改善するものだった。
一方、SGLT2阻害薬は腎臓に作用して、尿から糖(尿糖) の排出をうながす。体内に余っている糖を尿中にどんどん出して、 血糖値を下げるわけだ。 インスリンを介さないから膵臓の酷使が避けられるし、 効きすぎることによる低血糖の心配も少ない。顕著な体重減少・ 血圧低下・脂質改善などにも効果がある。“
最新治療薬は、糖尿病を予防できて、 さらには他の病気を予防できたり、体重も減らせるなんて、 なんて良い治療薬なんだと思ってしまう笑。( 医学というナイーブな事柄なので、 信じるか信じないかはあなた次第です!)
“「糖尿病が良くなるのはもちろんのこと、 驚くべきは服用後に体重が落ちる効果があることです。 今までの治療薬で、 体重をこれほど減らすことができる薬はありませんでした」
と語るのは、 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科の伊藤裕教授“
“伊藤教授は「SGLT2阻害薬には、 塩分の吸収を抑える作用もあります。ですから、 この薬剤を服用することは、 血糖低下や体重減少の効果だけでなく、 塩分の過剰摂取が一因である心不全の予防にもつながるのです」 と言う。”
“膵臓の病気――が世間の常識だった。ところが、 糖尿病発症の源流は腸の炎症にあり、 さらに腎臓もからんでいるという伊藤教授の話はまったく想定外で 、実に刺激的だった”
さらには新しい治療ツールとして「デジタル薬」 というのがあるらしい。
“デジタル薬とは、 デジタル機器で患者さんの意識や生活習慣を変え、 病気の治療をしていくものだ。医薬品と比べて開発費が安く、 副作用のリスクが低いことから、現在、 新たな治療ツールとして脚光を浴びている”
“デジタル薬はアメリカが日本より10年先行しているという。 アメリカでは2010年にウェルドック社が糖尿病治療用アプリの 承認を得てからは、薬物依存や小児ADHD(注意欠如・ 多動性障害)などのデジタル薬が次々に実用化している。 いっぽう、日本では2020年8月、 ようやくニコチン依存症治療用アプリが国内初の承認を得た”
堀江さん曰く「SGLT2阻害薬は画期的な発明」とのこと。 僕は難病だけではなく、人間の不老不死・メンタルケア、自然破壊、宇宙開発など、人類にとっての問題・課題は科学の進歩が解決してくれると思っている。 糖尿病もその一つだと思うが、 堀江さんはその最前線で自分を実験体にしながら、 最適解を探っていて、 あいかわらず全方位的にすごいひとだなぁと、あらためて感心させられた。