阿部将一のブログ

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最近のWEB3について思うこと

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WEB3にモヤモヤするのは、その技術自体はインフラ化して多くの人に使われる日が来るかもしれないが、今WEB3を勧めている人たちは自分達が儲けているから大声を上げているようにしか見えない。たしかに儲かっている人はいるし、クリエイターは世界に進出できる。しかし、それ以外の人にとっては「で?」ってことだろう。

 

つまり、WEB3が多くの人に必要である説明ができていない。仮想通貨を国の通貨にしろと言う人もいるが、ビットコイン法定通貨にしたエルサルバドルは信用がガタ落ちしている。投資家としても有名な芸人の厚切りジェイソンさんは「仮想通貨のような価値が変動するものを国の通貨にはできないですよ。明日その価値が高くなるかもしれない通貨を消費しようとは思わないですよ。」と言っていて、確かになと思ったり。

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【お金を増やす方法】厚切りジェイソン×後藤達也が実践!?リアルな資産運用・投資術を徹底討論します!| FACT LOGICAL Season2 - YouTube

 

だから例えば『いま流行っている、誰でも簡単に絵を描ける「Midjourney」のようなAIを使って絵を描き、それをNFTアートとして売れるから、すべての人に可能性がありますよ』とか言って、世の中の全員に可能性がありますよって説明すべきだ。

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そんな中、こちらの記事には納得感がある。

 

Web3起業家 渡辺創太、業界の最先端をいく27歳が描く未来 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

"創業3年目にして、開発を主導するパブリックブロックチェーン「Astar Network」の独自トークン「ASTR」の時価総額が一時2000億円を超えたステイクテクノロジーズ。さらなる拡大を目指すのかと思いきや、創業者の渡辺創太は意外な目標を語った。"

 

WEB3界隈では、そのほとんどの言説がポジショントークとして行われているように思う。しかしWEB3の本質はこの渡辺さんが言うように、"自分の利益さえ守れたらいい"という世界からの脱却だろう。

 

"「AstarNetworkはコミュニティにいる数万の人たちが協力して支えるネットワークで、会社がなくても回ります。会社が大きくなると、発言権が強くなりすぎて逆によくない。最終的にはDAO(分散型自律組織)にして、僕はコントリビューターとして貢献したい」"

 

会社でサービスを作って、それを分散して継続できるなら会社を潰してもいい。

 

また、そんな金稼ぎWEB3に嫌気がさしてるのか、世界的なゲーム「マインクラフト」ではNFTを禁止にしているという。

 

「NFT禁止」になったマインクラフトに、暗号資産コミュニティは“新しいゲーム”で対抗できるのか | WIRED.jp

 

要するに「俺たちの世界にNFTを許可すると金稼ぎの奴らが増えて世界観が壊れるので禁止な」ってことだね。こういう、自分たちの軸がぶれない人たちは好きだ。

 

"本当の"WEB3を理解したい人はこちらの記事を読むと良いんじゃないかと思う。

 

Web3の本質を理解したかったら、Astarの渡辺創太さんの話に耳を傾けるのが良いらしい|徳力基彦(tokuriki)|note

 

おわる。